パドックの見方その1

パドックを見ることは、その競走馬の仕上がり、調子を見るのに大切なことです。
能力ある馬がパドックが悪い場合は仕上がりが悪く
その馬の能力を100%出せないと言う事になる。
たとえ、能力がメンバーの中で中位だとしてもパドックが最高であれば
仕上がりが良く90〜100%出せる状態で、勝てる可能性があると言う事です。

それでは、テレビ、ラジオのパドック解説はどうかというとほとんどの解説者は、
予想紙に印が付いている馬をほとんど推奨しているので、
それほどアテにできませんので、出来るだけ自分で見たほうがいいです。

そこで「パドックの見方」なんですけど、パドックを見慣れていない方は
未勝利、500万の馬から、パドックを見る練習をしていって下さい。
オープン馬からしたいと思う方もいると思いますが、
それは、たぶん出来ないと思います。
それはなぜか?
それは、オープンに上がるだけで1流なのですからほとんど完成されているからです。
未勝利や500万の馬たちは、まだ未完成の為、
パドックの良い馬や悪い馬が見分けやすいのです。
ですから、練習するには最適なのです。
できれば、ビデオなどで未勝利のパドックとオープンのパドックとを見比べて
練習するのもいいでしょう。
やって行く内に少しずつ解かってきます。

パドックで見る重要な所

1、気合
2、後ろ足の踏み込みの深さ
3、前足の出具合(歩幅の広さ)
4、首さし
5、歩様
6、イレ込み具合
7、トモの張り、お尻の張り
8、腹の巻具合
9、目つき

大体これぐらいを見るようにする。

テレビなどでパドックを見る場合は、映っている時間が約10秒ぐらいなので
大変ですが慣れれば大体見ることが出来ます。
(WINSなどでは、2周見れますのでテレビより長いです。)

それでは、細かい説明を2週に渡って続けていきます。

1、気合
気合はパドックを見るのに1番大事なところです。
気合が良いというのは、首を水平か下向きに落とし、
他の事に目もくれず自分の歩行に集中してる場合である。
歩行の状態は、さっさとリズムカルに厩務員を引っ張って歩いている。
このような馬は前の馬とぶつからないように外側を歩かせる事が多い。
また、気合が良い中に「つる首」がある。
つる首はツルの首のようにあごを引き締め、首が頭の方へ向かって折れ曲がっている状態。
つる首は気合がよいのですが、中には気合が入りすぎて多少イレ込む馬もいるので注意。

次に気合の無い馬は、ノソノソ、ボンヤリ歩いていたり、物見や甘えがある。
ノソノソ、ボンヤリ歩いている馬は見れば直ぐに解かります。
このような馬は厩務員に引っ張られて歩いている。
物見とは、パドック周回中にキョロキョロと見回したり、観客を見たりなど集中していない馬の様子です。
甘えとは、気性がまだ幼く首を厩務員の方へ捻じ曲げて、横向きで歩いているような馬で
下級条件の2歳から3歳の馬が良くする仕草。
このような馬は全力で走る集中力がかけている。

次に良くないのが気合の入りすぎである。(イレコミの時に詳しく説明します。)
このような馬はほ歩様がチャカチャカしていたり、暴れていたり、ウルサイような馬もよくない。


残りは、その2でやりたいと思います。

それでは、ヨッシーでした。

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