競馬予想の基本知識と定石(2)

競馬の定石には色々あるが、その中でヨッシーがこれはと言う物をピックアップします。

この定石は予想をするなかで結構役に立つものばかりなので要チェックです。

もちろん、例外も在りますが基本的知識として考えてもらっていいと思います。


持ち時計の罠

「競馬は時計」は一面では真理だが、
持ちタイムが即、 時計(スピードの絶対値)ではない。
持ち時計は、1に馬場状態、2にどのようなペースのレースであるかで決まる。
馬場状態が違えば、時計は変わるし、
仮にまったく同じ馬場状態でも、ペース(ラップ・ハロン)で左右される。
したがって、時計はその馬の絶対能力とはかかわりないところで成立する。
だから、馬の能力を測る場合、どんな馬を相手に
どんなレースをしたかを考えることが重要だ。
また、その持ち時計はいつ、出したかが新聞には載っていない。
7歳の馬の持ち時計が、3歳の時に出した時計だったりする。
持ち時計をまるっきり信用は出来ないので注意。


2着続きの馬は人気でも信頼できない

クラス壁はファンが考えている以上に厚い。
クラスが上がると入着にも入れないと調教師が判断すれば、
そのクラスで入着賞金を重ねて、稼ごうとするケースも少なくない。
したがって、2着、3着続きと言った人気馬が中心になるレースは
穴になりやすい。


重巧者は成績だけで判断できない

馬場状態は、良、やや重、重、不良の4つの分け方で発表されるが、
この発表自体が多分に主観的・抽象的で例えば同じやや重でも
滑る馬場もあれば、重に近い馬場もある。
シーズン、馬場をどれくらい使い込んだかによっても違う。
また、重馬場で好成績を残しているといっても、
本来はあまり得意でないのに、その時、調子が良かったために
克服してしまった馬もいれば、逆に重は得意なのに
調子が最低で成績が上がっていない馬もいる。
してがって、成績だけで重巧者を判断するのは危険。
あくまでも走りっぶりと血統で結論を出すべき。
重が巧い血統、下手な血統は明らかに存在している。


馬体重激減の休養明けは消し

馬は脱糞しただけで2キロぐらい体重が減る。
第一、400キロ以上もあるサラブレッドが少々体重が増減したところで
神経質にならないほうがいい。
ただし、ケガをして休んでいて体重減で出てきた馬は、
脚に負担がかからないよう飼い葉で調整した可能性が高く、
強い攻め馬もやっていないので嫌って正解。
一方、休養明けで大幅に体重が増えてくるのは当然なので、
太めだと決めつけない方が良い。成長して増えているケースがある。


連闘が狙えるかどうかの鍵は前走成績に潜んでいる

連闘してくる馬は前のレースで全然走らなかった馬と前のレースで好走した馬の
二通りある。
妙味があるのは、前者の走らなかった方である。
なぜなら、連闘の効果が最も現れるのは、太めないし重め、
もしくは気合い不足で、実力を出し切れなかった場合だからである。
連闘で良化し、好走する可能性が高くなる。
逆に後者の好走した馬にとって連闘はマイナス材料になることがある。
前のレースで惜しいところで負けてしまったので、
相手が弱化する次の週のレースで何とか勝ちたいとか、
勝ったけれど同一開催なのでもう一丁、同条件を使えるといった
スケベ根性で出走してくる馬が少なからずいる。
だが、無理遣いの反動が出て、人気になりながら沈んでしまう危険性が高い。
だから、このような馬はあまり信用できない。
休養明けで走った馬は、反動が次のレースに現れ、
2走ボケする可能性があるので次走はマイナス、
逆に走らなかった馬は叩いた上積みがあるというわけだ。


新馬の逃げ切り勝ち馬の評価

新馬戦で見事な逃げ切り勝ちをした馬は次走人気になるが
揉まれてどうか、他の馬に絡まれてどうか、は未知数。
同じような成績を上げられるとは限らない。
むしろ、逃げて勝った馬よりも、好位から差した馬、
または中団で揉まれながら直線よく延びて勝った馬を高く評価すべきだ。
しかしながら、前のレースであまりに見事に逃げ切った馬は
その印象が強く残り人気の中心になりやすいので、
そのような馬は一度疑って見るのも一考がある。

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