函館競馬場


一般には、小回りコースで芝、ダート共にとても力のいる馬場と言われており、
特にダートは滞在馬用の調教コースとしても使われる事もあって深め
に砂が敷いてある事は有名です。
小回りコースだけに、逃げ、先行馬が有利と思われますが、
位置取りを争うあまりに、ハイペースになることも多く、
差し馬などの活躍もよく見られるコースです。

芝コース
平坦コースと思われがちですが、実は、ゴール前１２００Ｍの地点から
４コーナーのゴール前３００Ｍ地点まで上り坂です。
そして、ゴール前３００Ｍからゴール地点まで下り坂が続きます。
ですから、４コーナーまで先行争いをしていると前の馬は、余力がなくなります。
また、直線が２５４Ｍと短いのですが、
下り坂なので差してくる馬や余力のある馬は、スピードに乗り易いで

芝１０００Ｍ              ＊先行は好位も含む＊
逃げ・・・・３１．１％
先行・・・・５６．１％
差し・・・・９．５％
追い込み・・３．９％

芝１２００Ｍ
逃げ・・・・２１．６％
先行・・・・５３．０％
差し・・・・２１．１％
追い込み・・４．３％

芝１８００Ｍ
逃げ・・・・１１．５％
先行・・・・５４．６％
差し・・・・２６．９％
追い込み・・６．９％

芝２０００Ｍ
逃げ・・・・１４．６％
先行・・・・５７．３％
差し・・・・２６．１％
追い込み・・３．１％

芝２６００Ｍ
逃げ・・・・２５．０％
先行・・・・４７．２％
差し・・・・２５．０％
追い込み・・２．８％


＝まとめ＝
以上の事から、小回りコースだけども差し馬の連対率が高いのがわかります。
さすがに、直線が短いので追い込み馬の連対率は、低いです。
配当的にも、中距離戦はそこそこ穴があく事もありますが、
ほとんどは、配当的に落ち着いており、
少点数で堅い馬券でもしっかり獲った方がいいのかも知れない。

また、騎手の活躍は、毎年、横山典、四位、松永幹、藤田騎手が、
上位を取っています。
厩舎の活躍は、伊藤雄厩舎が群を抜いて連対率が高いです。

北海道シリーズは、新馬のデビュー戦があります。
良血馬がたくさんデビューしますので、
大口厩舎は馬主に、良い印象を見せるために力を入れています。
その代表的で有名なのが、伊藤雄厩舎です。