斤量について

ハンデ戦や別定戦、その他の条件で馬の背負う斤量は違ってくるが
斤量の増減はレースでどのような影響が出るか考えてみましょう。

まず、斤量とは、負担重量とも言い、レースに出走する時に
馬に乗せられる騎手・鞍・ゼッケンなどの総重量の事です。

基本となる斤量は、別定戦の時の斤量とし、そこから1キロの増減で
一般的に走破タイムが0.15秒変わると言われています。
(個人的には0.2秒と考えています。)

参考までに着差をタイム換算すると
二分の一馬身で着差が0.1秒
1馬身で0.2秒
2馬身で0.3秒
3馬身で0.5秒
4馬身で0.7秒
5馬身で0.8〜0.9秒
6馬身で1.0秒        (某競馬新聞より)

簡単に考えると軽くなれば速く走れ、重くなれば走るのが遅くなります。


また、走る距離によっても1キロの増減で走破タイム差が変わります。
短距離では、1キロの増減で0.1秒
中距離では、1キロの増減で0.15〜0.2秒
長距離では、1キロの増減で0.2〜0.25秒
*展開やペース、馬場状態によっても変わります*

この斤量の増減を過去の走破タイムに換算すると意外な馬が浮かび上がったりします。
また、ハンデ頭の馬の斤量を見る場合は、その馬の斤量が
馬体重の12%〜13%を越える時、その馬にはその斤量が酷である可能性が高いです。
そのような馬は、思いきって消してもいいかもしれません。


斤量に敏感な馬の場合は、1キロの増減でガラリと成績が変わる馬もいますので
そのような馬は、名前を覚えおかないといけません。
例 タフグレイス、クラフトマンシップなど

斤量の増減が一番表れやすいレースは、良馬場よりも不良馬場の方といわれています。

以上のことからハンデ戦などの場合、
どの馬が有利か短時間で見当をつけることができます。
もし、その馬が人気薄で状態がよければ高配当の立役者になるかもしれません。




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