ブリンカー効果 その1


ブリンカーの効果でその馬の能力が出て、穴をあけた。
そう言った事を目にしたことがあると思います。
今回は、ブリンカー効果のデータから、その傾向を考えたいと思います。

ブリンカーとは、?
馬込みを嫌ったり、周りを見渡してレースに集中できない様な馬の為に、
目の後方に付け、後方の視界を遮る様な装具の事で
その馬の能力を引き出すのが狙いの為に装着される。
また、障害競走では使用を禁止されている。
遮眼革とも言う。


まず、全体のブリンカー成績  (平成11〜13年)
ブリンカー着用馬11600頭の内、連対数は、1564頭で連対率は、13.5%。
ブリンカーを連続して装着しての連対率は、8254頭中、1191頭で14.4%。
ブリンカーを外しての連対率は、1560頭中、159頭で10.2%。
初ブリンカーでの連対率は、2720頭中、327頭で12.0%。

次にブリンカー初着用と着用2走目の成績は13年度で、
初着用1012頭中、連対した馬は116頭で連対率は、11.5%。
着用2走目の連対率は、655頭中、89頭で13.6%。
以上のことから、連続して着用の2走目の方が連対率が高いのか分かる。

しかし、一般に初ブリンカーに注意が必要とよく言われるのは、
人気薄で前走までの着順が悪かった馬が一変し、ブリンカーの効果で上位に食い込み
高配当が出るので言われるのだろう。

今回のデータからは、初ブリンカーで連対することが出来なくても
その効果があったと厩舎側が判断して連続して装着した2走目の方が
連対率が良いのは馬もブリンカーを付けてレースに出ることが
慣れてきている為であろうと推測できる。
もし、ブリンカー効果がないと分かったのなら次走は外しているのだから
連続して装着しているのは少なからず効果があると考えた方かいいだろう。



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