ブリンカー効果その２

ブリンカーをつける馬とは、どんな馬？
基本的には、レースに入って他の馬を気にして
その馬の能力を発揮できない馬。人間で言うと気の小さい馬。
また、気性が悪くレースに集中出来ない馬。

ほとんどブリンカーを付けている馬は、
外から被されないようにレースを運べれば良い結果を残せるので
外枠発走や単騎で逃げれる逃げ馬が結構な狙い目。


＊ブリンカー初着用連対馬の枠順別成績
初ブリンカーでの連対数は、２７２０頭中、３２７頭
（平成１３年度）
枠順　　連対数　　シェア
１枠　　１１　　　９．５％
２枠　　　８　　　６．９％
３枠　　１５　　１２．９％
４枠　　１０　　　８．６％
５枠　　１４　　１２．１％
６枠　　１４　　１２．１％
７枠　　２１　　１８．１％
８枠　　２３　　１９．８％

＊初ブリンカーから２戦目連対馬の枠順別成績
２戦目の連対数は、６５５頭中、８９頭
（平成１３年度）
枠順　　連対数　　シェア
１枠　　　７　　　７．９％
２枠　　１２　　１３．５％
３枠　　１１　　１２．４％
４枠　　　６　　　６．７％
５枠　　１０　　１１．２％
６枠　　１４　　１５．７％
７枠　　１１　　１２．４％
８枠　　１８　　２０．２％


＝ブリンカー着用馬のクラス別連対率成績＝
（平成１１年〜１３年）
新馬　　　　　　　　　１３．４％
未勝利　　　　　　　　１５．６％
２・３歳５００万下　　１０．０％
２・３歳オープン　　　１４．３％
古馬５００万　　　　　１３．９％
古馬１０００万　　　　１１．１％
古馬１６００万　　　　１２．５％
古馬オープン　　　　　　９．１％

以上のことから２・３歳オープンクラスか
古馬の条件クラスが良い成績になっている。


＜ブリンカー着用馬の厩舎成績（連対数順）＞
（平成１１年〜１３年）
　　　　　　　　　連対率
１位、松山　　　２３．３％
２位、藤沢和　　３１．０％
３位、河野　　　２３．６％
４位、伊藤圭　　１８．０％
５位、松田国　　２６．４％
６位、増沢　　　１６．２％
７位、後藤　　　１６．５％
７位、高松　　　１５．９％
９位、安田伊　　２０．２％

以上のことから、美浦所属の関東の調教師の活躍が目立つ。