函館２歳Sの傾向と対策

今週は函館２歳Sが行われます。
またデビューしてまもなくキャリア１戦から３戦程度なので
力関係がとても判断しにくいので今回はこのレースに焦点を当ててみよう。

一般に新馬勝ち直後の馬を評価する際によく言われるのが、
「１０００M勝ちの馬よりも１２００M勝ちの方が価値が高い」ということである。
　１０００M戦は一気のスピードで行けてしまうが、
１２００M戦はある程度の完成度が必要、ということからの
説なのだと思うが、実際のところはどうなのだろうか？


前走で新馬・未勝利を勝った直後に函館2歳Sへ出走してきた馬は全部で114頭。
そのうち、前走が函館芝１０００Mだった馬は43頭、
函館芝１２００Mだった馬は４５頭いる。

　　　　　連対率　　複勝回収率
芝1000m　　18.6％　　　75％
芝1200m　　13.3％　　　41％
　実は、前走1000m組の方が連対率・回収率とも良いのである。

人気の方で見てみると１番人気から３番人気が１頭は絡んでいる。
穴人気馬も１０番人気以下は絡んでいない。

厩舎は、栗東所属の厩舎が多く絡んでいる。

また、脚質も逃げ馬か先行馬が多く絡んでいる。

結論としてあまり穴馬を狙わず人気どころから
何点か流すのが良いのではないでしょうか？
そして未勝利組みより新馬勝ちの馬を狙うのが良いでしょう。