阪神ジュベナイルフィリーズの展望

今週は、阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。

まずは、
＜阪神芝１６００Ｍコース傾向＞
ゴール前に急な坂があるので差し馬が有利かと思われますが、
直線が京都に比べて短く、４コーナーの角度がキツイので
位置取りは、先行グループにいないと連対しづらいく、
逃げ、先行馬が有利のようです。

＜芝１６００Ｍの脚質データ＞
逃げ・・・・１２．５％
先行・・・・５２．０％
差し・・・・３１．８％
追い込み・・３．７％

＜芝コースの馬番別連対率＞（平成９〜平成14年まで）
＊サンプルは1番人気から3番人気で集計
＝芝１６００Ｍ＝
１〜３番枠　　　２２．２％
４〜６番枠　　　２１．１％
７〜９番枠　　　６０．０％
１０〜１２番枠　３６．４％
１３〜１５番枠　４５．５％
１６〜１８番枠　１６．７％

＜阪神芝１６００Ｍ以下　　　　連対数/出走数　　　連対率　＞
１位、サンデーサイレンス　　　１６/７６　　　　　　２１．１％
２位、デインヒル　　　　　　　　　７/２８　　　　　　２５．０％
３位、ダンシングブレーヴ　　　　５/１４　　　　　　３５．７％
３位、トニービン　　　　　　　　　５/３５　　　　　　１４．３％
３位、ブライアンズタイム　　　　５/２１　　　　　　２３．８％
６位、ウォーニング　　　　　　　　４/７　　　　　　　５７．１％
７位、コマンダーインチーフ　　　３/２０　　　　　　１５．０％

傾向と対策
過去１０年で３ケタ配当は１度しかなく波乱傾向があり、
５０００円以上の高配当は５回ある。
＜買える馬＞
前走オープン・重賞の１４００M以上戦勝利馬
全成績３着以内馬
牡馬との混合レースをして好走した馬

＜穴馬＞
前走芝１６００M出走馬
無敗で休養開けで休養前のレースで強い勝ち方をして
底を見せていない馬
ファンタジーS着外からの参戦で前々走でオープン勝ちした馬

＜個人的見解＞
圧倒的人気が予想されるピースオブワールドなのだが、成績、レース内容
どれを見ても上位人気に指示されてもうなずける。
しかし、死角がないわけでもない。
まずは、騎手の問題。福永騎手は、人気が集中する馬に乗るほど
期待を裏切るケースが少なくない。
さらにファンタジーS組の勝利馬ということ。
過去、阪神ジュベナイルフィリーズにおいてファンタジーＳ組からの連対馬は、
5頭いるが、そのうち着外馬が4頭、好走馬が１頭連対している。
また、過去１０年で１番人気の勝利数は３回とあまり信頼は出来ない。
つまり、馬実力以外からのマイナスデータが今の所唯一の死角。
本来は配当的にも消しにしたいが、実際には馬が強すぎるので、
その踏ん切りをつけるのは難しい。

＜注目馬＞
ワナ、トーホウアスカ、オースミハルカ、リリーキャスケード、メイプルロード